今回はストレスを受けると筋肉が分解されることについて記事にしていきます。
筋トレを行い筋肉量を増やしたり、筋肉を大きくしたい人には、筋肉の分解というものはできるだけ避けたいものです。
しかし一切筋肉の分解を抑えることは不可能で常に筋肉は合成と分解が行われています。
ただし筋肉はストレスを多く受けていると、その分筋肉の分解がより行われます。
そんなストレスと筋肉の関係などについて詳しく見ていきましょう。
Contents
ストレスとは?
ストレスとは心身共に受けるストレスのことを言います。肉体的なものでは疲労、精神的なものでは緊張、不安などがあります。
人によってストレスの具合は違いますが、自身で認識できているストレスはもちろんのこと、気付かぬ内に緊張したり考え事をしてストレスを受けている場合もあります。
このように生きてく上で様々なストレスを私たちは受けております。
ストレスが筋肉を分解する
私たち人間の体はストレスを感じるとストレスホルモンと呼ばれるコルチゾールが副腎皮質より分泌されます。
このコルチゾールは筋肉を分解してエネルギーに変える働きがあります。
そのためストレスを多く受けることでコルチゾールも多く分泌されるので、筋肉の分解が促されやすくなってしまうのです。
コルチゾールは体を守ってもいる
ストレスホルモンであるコルチゾールは筋肉を分解してしまうものでもありましたが、私たち人間の体にはとても大事なものです。
このコルチゾールがあるから心身共に免疫を高めて健康を保つ働きがあります。
また筋肉の分解だけではやく、脂肪の分解によるエネルギー産生も促してくれるので、決して悪いことばかりではないのです。
ストレスを減らすには
ストレスを減らすにはまず自分にとってストレスとして感じているものが何かを知ることが大切です。特に仕事や人間関係によるストレスを感じる部分は比較的多いです。
そのような場合はあまり考え過ぎたり、不安を抱かないようにすることが良いです。
常に全力ではなく、肩の力を抜いて8割ぐらいで行うと良いでしょう。
また生活習慣も大切で、十分な睡眠時間をしっかり取ったり、タバコやお酒の量も多くならないようにしましょう。その他にはリラックスできる音楽や入浴、読書などを取り入れると良いでしょう。
まとめ
ストレスは筋肉の分解を行ってしまうものでしたが、そのストレスをゼロにすることも筋肉の分解をゼロにすることも難しいです。
ただその分解をできるだけ抑えて筋トレの効果や成果を高めていきましょう。