今回はレモンについて記事にしていきます。
レモンと言えば酸味が強くてすっぱい食べ物です。
レモンを丸かじりできる方は少ないと思いますが、このレモンはダイエット中に食べても良い食品なのか気になるところではあります。
そんなレモンはダイエット中に食べても良い食品なのか?またどんな栄養素や成分が含まれているのかなどを詳しく見ていきましょう。
Contents
レモンとは?
レモンとはインド原産のミカン科ミカン属の柑橘類であり果物になります。
レモンは別名「クエン」とも呼ばれます。これは酸味のあるクエン酸の名前の由来にもなっています。またレモンは柑橘類の中でも特にビタミンCが多い食品でもあります。
レモンは1本の果樹から約100~150個の果実が収穫されます。
ただ寒さに弱いため冬は暖かく、夏は乾燥している地域で育ちます。
日本ではアメリカからの輸入が多いですが、日本国内においても生産されています。
国内生産量の50%以上は広島で生産されており、その他の瀬戸内地方での生産が多いです。レモンは通年市場に流通していますが、旬は12月から3月になります。
レモンの栄養素
レモンと聞けばまず出てくるワードはビタミンCでもあります。
レモンは柑橘類の中でも特に多くのビタミンCを含んでいます。
しかしレモンの栄養素はビタミンCだけではありません。またダイエット中に食べても良い食品なのかなどを見ていきましょう。
レモン100g当たり
エネルギー 54kcal
たんぱく質 0.9g
脂質 0.7g
炭水化物 12.5g
食物繊維 4.9g
ビタミンC 100mg
ビタミンE 1.6mg
ビタミンB1 0.07mg
ビタミンB2 0.07mg
ビタミンB6 0.08mg
葉酸 31μg
カリウム 130mg
カルシウム 67mg
これらがレモンに含まれる主な栄養素になります。
100g当たり54kcalであるためダイエット中に食べても問題ありません。低カロリーな食品なため、ダイエットに生かすこともできるものになります。
またこれらの栄養素だけでなく、レモンにはポリフェノールの一種であるエリオシトリンやルチン、疲労回復効果のあるクエン酸、レモンの香り成分リモネンなどの成分も含まれています。このようにレモンにはビタミンC以外の栄養素や成分も含まれています。
レモンの効果
レモンにはビタミンCを始め、様々な栄養素や成分が含まれていました。
では実際にレモンを食べることでどのような効果があるのか見ていきましょう。
ダイエット効果
レモンに含まれるポリフェノール一種のエリオシトリンは脂肪吸収を抑え脂質を代謝する働きがあります。また中性脂肪の低下にも効果を発揮します。
レモンにはクエン酸も多く含まれ、クエン酸によってクエン酸回路の働きをサポートし、糖質や脂質をエネルギーに変えて代謝します。
レモンの皮には食物繊維も豊富で腸内環境を整えたり、空腹感を防ぎ満腹感を与える効果も発揮します。
このようにレモンはダイエット効果を十分に発揮する果物になります。
美容効果
レモンには抗酸化力の高いビタミンCやエリオシトリンによって活性酸素を除去して、体の酸化を防ぎます。これには肌のハリや潤いなどを保つ効果があります。
またビタミンCはコラーゲンの生成に欠かせない存在です。コラーゲンは体の組織や細胞を守ったり、くっつけたりする働きがあるため美容面でも良く働きます。
疲労回復効果
レモンに含まれるクエン酸はクエン酸回路をサポートするだけではありません。
クエン酸には疲れた体を回復させる疲労回復効果もあります。
生活習慣病予防
レモンにはエリオシトリンによる活性酸素の除去によりがんや血管の硬化、過酸化脂質を防ぐ効果もあります。またポリフェノールの一種のルチンには血管を柔らかくする効果もあり、動脈硬化を防いだりします。
その他にも脳梗塞やがんなどの生活習慣病を防ぐ効果があります。
リラックス効果
レモンには香り成分のリモネンが含まれます。
このリモネンはリラックス効果があります。よくアロマテラピーでも使われる香りです。
美味しいレモンの選び方
レモンを選ぶ際には全体的に黄色くムラのないものを選びます。また持った時に重みがあり、弾力があるものが果汁も多く詰まったレモンです。
レモンを絞ったりと果汁や果肉だけでなく、皮も料理に使ったり、食べたりする際には国産レモンを選びましょう。
外国産は防腐剤や防カビ剤が使われることが多いためです。できればこれらが使われていない方が体には良いです。
とはいっても外国産も食品基準を満たしたものではあるため、それでも構わない方は外国産でも良いでしょう。
レモンレシピ
レモンは果汁を絞るだけではありません。
その他にもオススメの料理や食べ方を紹介します。
レモンマリネ
レモンとセロリの相性は抜群です。常備菜としても活躍してくれます。
レモンピール
そのまま食べても良いですし、ケーキなどに使っても美味しいです。
おやつや小腹が空いた時に丁度良いかもしれません。
塩レモン
さっぱりとした調味料としても使えますし、ジュースに入れても美味しいです。
はちみつが加わることで腸内環境も良くなります。
レモンまとめ
レモンはビタミンCが多いということはご存知の方が多いですが、その他の栄養素や成分も含まれていました。それはダイエット中に嬉しい食材であり、また美容や健康にも効果的な食品でした。
そんなレモンをダイエットやボディメイク中にもいかがてすか。