今回はパンとご飯のどっちが太るのかについて記事にしていきます。
朝食にご飯を食べる方、パンを食べる方といらっしゃると思いますが、ダイエット中に嬉しい朝食はどちらでしょうか?
日本人の朝食はご飯派とパン派が半数ずつとも言われています。
そんなダイエット中の朝食について詳しく見ていきましょう。
Contents
パンのカロリーは?
まずはパンの100g当たりのカロリーを見ていきましょう。
・食パン 264kcal
・フランスパン 279kcal
・ロールパン 316kcal
・クロワッサン 450kcal
・ベーグル 250kcal
シンプルなパンですとそれほどカロリーも高いという訳ではありません。
ただクロワッサンはバターの量も多くなるため、高くはなります。
しかしこれらのパンをそのまま食べることは無いと思います。
バターやジャムなどを付けたり、惣菜パンや菓子パンになったものを食べることが多くなります。これらは油脂も多く含まれ、高カロリーなものへと変わっていきます。
ご飯のカロリーは?
ご飯のカロリーは炊き上がったもので100g当たり168kcalとなります。
これらは大体以下のようになります。
・大きめのお茶碗(250g) 403kcal
・普通のお茶碗(150g) 222kcal
・小さめのお茶碗(100g) 168kcal
パンと比べるとカロリーは低めになります。
またご飯のおかずとなるみそ汁や焼き魚、卵焼き、漬物などの和食はヘルシーなものになります。
例えば卵焼き・みそ汁・焼鮭の合計カロリーは350kcalほどです。
これをご飯と合わせても500~600kcalほどで抑えることができます。
太る朝食はどっち?
結論から太る朝食はパンになります。
シンプルなパンにはバターやジャムを塗りますし、惣菜パンや菓子パンともなると、そのカロリーは1,000kcalを越えるものもあります。
ではなぜパンが太る朝食になるのか理由を見ていきましょう。
パンには糖質と脂質が多い
パンの原料は小麦粉で糖質になりますし、油脂も含まれています。またジャムやマーガリン、ウィンナー、ベーコンなども脂質を多く含みます。このように糖質と脂質を多く摂取してしまうことでカロリーが高くなります。
消化吸収が早い
パンの原料は小麦粉粉であるためお米の粒に比べて、消化吸収スピードが早くなります。
それはつまり腹持ちが悪くお腹が空きやすいということです。
また空腹感が強くなるとその後の昼食などでも高カロリーのものを食べたり、ドカ食いを招いてしまう原因にもなります。
朝は吸収しやすい
朝食を食べるまでの時間は、夜寝てる時間なども含めると12時間空くということもあります。そのため朝食は体が一番栄養を求めている状態です。
その状態で食べる朝食はより吸収されてしまうため、高カロリーなパンを食べることはダイエット中には良くありません。
噛む回数が減る
パンはふわふわとした食感でもありますし、柔らかいため、噛む回数が減り早食いになってしまい、食べ過ぎてしまいます。
血糖値が上がりやすい
パンはご飯に比べて血糖値が上がりやすくなっています。
血糖値が上がりやすいほどインスリンも分泌され、脂肪が蓄積されやすくなります。
それでもパンが食べたい方は?
パンが太りやすいものどはあるものの、朝食にご飯を食べることが苦手な方もいらっしゃいます。そこでパンを食べても太らないようにするポイントを紹介します。
フランスパン
バケットやバタールなどのフランスパンは小麦粉に塩と水、イーストのみで作られるため、油脂の量も少なく比較的ヘルシーなパンになります。
またフランスパンは固いため噛み応えも十分で満腹感を与えてくれます。
暗めの色のパン
真っ白のパンではなく、暗めの色のパンにはライ麦や全粒粉など栄養価が高くヘルシーなものになります。健康にもダイエットにも良いパンです。
食物繊維をしっかり摂る
パンによる血糖値の上昇を穏やかにするのに有効なものは食物繊維です。
パンを食べる前にサラダや野菜で食物繊維を摂りましょう。
まとめ
ダイエット中の朝食にはご飯がおすすめでした。
パンは太りやすい朝食ではありますが、パン好きの方はご飯に変えることは難しいものでもあります。ただ上手にパンと付き合うことによって、太りにくくすることは可能です。
ぜひ朝食を食べる際には以上のことを意識しながら、朝食を食べてみてはいかがでしょうか。