今回はスポーツなどを観戦していたりすると
よく耳にするアドレナリンについて記事にします。
アドレナリンという言葉は耳にするけど
実際のところどんなものでどんな効果があるか?
というところまではあまり知られていません。
そんなアドレナリンについて見ていきましょう。
Contents
アドレナリンとは?
アドレナリンは副腎髄質によって
分泌されるホルモンになります。
副腎髄質とは副腎のてっぺんに位置します。
また神経伝達物質でもあります。
アドレナリンは生命の危険や身の危険を
感じた時に分泌されます。
それらの危険を回避することが
本来のアドレナリンの目的です。
また痛みを感じにくくしたりすることから
天然の麻酔とも言われます。
このアドレナリンには人間の三大欲求である
食欲・睡眠欲・性欲をも制限するほどの
効力を持っています。
私たちの日常で出ている時
先程では生命の危険や身の危険を
感じた時に分泌と言いましたが
日本に住んでいて一般的な暮らしをしていると
生命の危険を感じることはそうそうありません。
ですが私たちの体はアドレナリンを
分泌しています。
それがストレスを受けている時です。
このストレスというものは
仕事を始め、人間関係や思い通りにならない
また体にかかる負担もストレスです。
筋トレなどのトレーニングもそうです。
生命の危険を感じた時ほどは
分泌されていませんが私たちの日常でも
アドレナリンは分泌されています。
アドレナリンの効果
アドレナリンは本来生命や身の危険を
感じた時に分泌されます。
ですので自分の身を守るために
必要な効果があります。
それらも含め見ていきましょう。
筋肉が強くなる
これは分泌時のみですが
アドレナリンによって血管が拡張し
血流が増えエネルギーもたくさん運ばれます。
身を守るためにも筋力が上がったりして
筋肉が強くなります。
心拍数上昇
心拍数を高めることで
落ち着かせないようにします。
また心拍数が上がれば血液循環も
高まり体の各組織にエネルギーや酸素を
しっかりと供給できるようにです。
代謝活動促進
アドレナリンの分泌によって血管が拡張し
血行も良くなると体温も上がります。
体の各組織でエネルギー代謝が行われ
代謝活動の促進に繋がります。
脂肪燃焼効果
アドレナリンが分泌されると
体脂肪を分解して脂肪酸として
血液中に放出されます。
血液中にエネルギー源としてためられます。
この状態で有酸素運動などを行うと
脂肪燃焼効果が高まります。
血糖値があがる
生命や身の危険の時は力を発揮できるように
脳や筋肉にエネルギーが必要になります。
そのためには血液中にエネルギーである
糖や脂肪酸をためなくてはいけません。
そのため血糖値が上がります。
痛み止め
アドレナリンには鎮痛作用があります。
痛みを感じにくくする作用です。
危険を感じた時に痛みに負けずに
戦ったり逃げれるようにするためです。
アドレナリンの注意点
アドレナリンというものは
いざという時に生命や身の危険から
守るために働くものでした。
これは普段の自分では出せな力を
出せるようにしています。
過剰に分泌していると効果が薄れたり
また興奮状態が抜けずに不眠症などの
自律神経失調症なども引き起こします。
これらを防ぐためにはストレスをため込まず
適度な運動やストレスの発散
リラックスできることというものも
大切になってきます。
まとめ
アドレナリンはスポーツの時だけでなく
仕事や普段の生活でのストレスでも
分泌されるものでした。
アドレナリンの分泌を
コントロールすることはできませんが
ダイエットやボディメイクにも
有効なものになります。
アドレナリンと上手に付き合い
ダイエットやボディメイクも
成功に導きましょう。
★Let’s Shape Up★