今回はきくらげについて記事にしていきます。
きくらげは中華料理によく入っていて、コリコリとした食感が特徴的なきのこの一種です。そのきくらげですがさっぱりとした味のイメージが強いですが、意外にも豊富な栄養素も持っています。
そんなきくらげはダイエット中に食べても良いのか?また栄養素やカロリーなどについても詳しく見ていきましょう。
Contents
きくらげとは?
きくらげはコリコリとした食感や名前から海の生物クラゲをイメージする方もいらっしゃいますが、実はキクラゲ科キクラゲ属のきのこになります。
このきくらげは感じで書くと「木耳」と書き、枯れ木や切り株などに耳のような形で生息します。この様子から木耳と書かれるようになりました。
ヨーロッパやアメリカではあまり食べられておらず、日本や中国、韓国などの東南アジアで主に食べられています。
日本での乾燥きくらげの流通は中国からの輸入です。国産の乾燥きくらげはわずか1%しか流通していません。日本国内では九州地方での栽培が主になっています。
旬は6月から9月ですが年中市場に出回っています。
きくらげの栄養素
きくらげの栄養素について見ていきましょう。
きくらげ(ゆで)100g当たり
エネルギー 13kcal
たんぱく質 0.6g
脂質 0.2g
炭水化物 5.2g
食物繊維 5.2g
ビタミンD 39μg
ビタミンB1 0.01g
ビタミンB2 0.06mg
ビタミンB6 0.01g
カリウム 37mg
カルシウム 25mg
マグネシウム 27mg
鉄 0.7mg
きくらげはダイエット中に良い?
ではきくらげはダイエット中に食べても良いのか気になるところですが、答えはダイエット中に食べても良いです。むしろダイエットに効果的な食品です。
100g当たりカロリーは13kcalで低カロリーなので、きくらげを食べることで食事全体の摂取カロリーを減らすことができます。
また食物繊維も5.2gと豊富なので満腹感を与えて空腹感を防ぎ、腸内環境を整えて便秘の解消にも効果的です。
糖質は含まれていないので、血糖値を上昇させることもないので、糖質制限ダイエットでも活躍します。
その他にもカリウムによってむくみの解消にも役立ちます。
このようにきくらげはダイエットに効果的な食品です。
きくらげダイエットについての記事
>>【きくらげダイエット】コリコリ食感がくせになるダイエット法!?
きくらげの効果
きくらげはダイエットに効果的な食品でしたが、その他にも体に嬉しい効果があります。
健康に良い
きくらげには食物繊維が含まれています。
食物繊維は血糖値の上昇を抑制することで、肥満や糖尿病の予防に繋がります。
また腸内環境を整えたり、体の有害物質や毒素を絡め取り便として排出する効果もあるため、腸から体を健康に保ってくれます。
骨を丈夫にする
骨を作ったり丈夫にするために働くものが、ビタミンDとカルシウムです。きくらげは食品の中でもトップクラスのビタミンDを含有しております。
骨や歯を丈夫にすることで骨粗鬆症を防ぐことにも繋がります。
貧血予防
きくらげには鉄分も含まれているので、貧血気味の女性にもオススメです。
鉄分はビタミンCと一緒に摂ると効率的に吸収ができます。
きくらげの選び方と食べ方
きくらげは乾燥したものが多く販売されていますが、生のきくらげも最近は出回るようになりました。
生のきくらげは肉厚でしっとりとしたものを選びましょう。きくらげの色味が艶やかなものが良いです。
乾燥きくらげを食べる際は水かぬるま湯に浸し、柔らかくなったところでもみ洗いして料理に使ったり、そのまま食べたりしましょう。
きくらげレシピ
きくらげを美味しく食べれるレシピやオススメのレシピを紹介します。
きくらげときゅうりの酢の物
きゅうりときくらげの食感が癖になる一品です。
サッパリと食べれるので、朝からでも食べれます。
きくらげと卵の豚肉炒め
きくらげと言えばやっぱり卵料理です。
中華風で食べれるので、子供も喜びます。
豚肉ピーマンきくらげのオイスターソース炒め
夕食のメイン料理になります。オイスターソースと絡めることで中華のお味で食べれます。
きくらげまとめ
きくらげは山の幸であるきのこであり、栄養素もしっかり含まれた食品でした。
ダイエット中でも食べても良いですし、むしろダイエットに活かすことのできる食品でした。そんなきくらげ食べてダイエットを成功させましょう。