今回はテレビ番組で紹介された熟睡ダイエットについて記事にしていきます。
ダイエットと考えると食事制限や運動をしようと思う方が多いと思います。
でもやっぱり食事制限もなく運動もせずに痩せたいものです。
実はそれを可能にしたダイエット法があります。それが今回紹介する熟睡ダイエットです。寝ることがダイエット効果を発揮するその理由とは?またどんなやり方で行うのかなどを詳しく見ていきましょう。
Contents
熟睡ダイエットとは?
熟睡ダイエットとは、8時間以上の睡眠と睡眠の質を高めることでダイエットに導いていきます。このように熟睡することによって自律神経を正しく整え、またホルモン分泌もダイエットに効果的に働くようにしていきます。
また自律神経の乱れは体調不良や不眠症、鬱などを招く恐れもあるため、自律神経を整えることにはダイエット効果だけでなく、体や心にとって良いことにもなります。
なぜ熟睡して痩せる?
熟睡して自律神経とホルモン分泌を整えることで、なぜダイエット効果があるのでしょうか?それぞれ見ていきましょう。
自律神経
まず自律神経とは交感神経と副交感神経のことを言います。交感神経は私たちの体を活動的にしたり、興奮状態にします。反対に副交感神経はリラックス状態を作ったり、体を休める時に働きます。
これらのバランスがどちらかに傾いていてはダイエットにも健康上も良くありません。バランスを正しく保つことが大切です。
そのためしっかりと睡眠時間を取り、睡眠の質を高め熟睡することが重要です。
ホルモン分泌
次にホルモン分泌ですが睡眠時に関わるホルモンは4つあります。
1つ目は成長ホルモンです。
成長ホルモンは睡眠時に1番多く分泌されるホルモンです。このホルモンには脂肪燃焼を促す効果があります。熟睡することで分泌量が増えます。
2つ目はレプチンです。
レプチンは満腹中枢への働きかけを行い食べ過ぎを防ぎます。熟睡することで分泌量が増えます。
3つ目はグレリンです。
グレリンは空腹信号に働きかけを行い空腹感を与えます。熟睡出来ていないと分泌量が増えてしまいます。
4つ目はコルチゾールです。
コルチゾールは別名ストレスホルモンと呼ばれ睡眠中に体内の脂肪を分解してエネルギーに変えてくれます。熟睡出来ていないと過剰に分泌され、成長ホルモンを阻害したり肥満リスクが高まります。
熟睡ダイエットのやり方
熟睡ダイエットは熟睡するために必要なことを行うだけです。あとはしっかり熟睡することでダイエット効果を発揮します。今回テレビ番組「あの日に帰りたい8」では以下の4ヶ条が紹介されています。
スマホは寝る2時間前まで
スマホやパソコンからはブルーライトという可視光線が出ています。
このブルーライトは睡眠を誘導するメラトニンの分泌を抑制する働きがあります。
そのため寝る直前までスマホやパソコンを見ていると寝付きが悪くなり、睡眠の質が低下します。
4秒で吸い8秒で吐く腹式呼吸
ゆっくりと大きな腹式呼吸を行うことにはリラックス効果があります。
まず親指と人差し指で三角を作り、人差し指がおへその下の丹田に当たるように、親指が丹田より上になるように置きます。
その状態から4秒かけて息を吸い、8秒かけて息を吐きます。お腹を意識した腹式呼吸で行いましょう。これを寝る前に3セット行います。
タッピング
タッピングとは体にあるツボをトントンと叩くことを言います。
人差し指、中指、薬指で頭の前から後ろにかけて優しくトントンと叩きます。
後ろまで行ったら頭の側面も同じようにトントンと前に向かって叩いていきます。
次は顔のタッピングです。
眉間→目の周り→鼻の下→あごの順番にトントンと優しく叩いていきましょう。
これを30秒ほど行います。
寝る1時間前にはちみつを摂取
はちみつを摂取することで睡眠中の脳のエネルギーになります。成長ホルモンの分泌を促し、脂肪燃焼効果を高めます。
摂取量は大さじ1杯程度が目安です。
熟睡ダイエットまとめ
熟睡することでダイエット効果が発揮される驚きのダイエット法でした。
食事制限や運動を一緒に行うことで、より良いダイエット効果も発揮されます。
まずはご自身の睡眠を見つめ直し、熟睡ダイエットを取り組んでみてはいかがでしょうか。