今回はピーマンダイエットについて記事にしていきます。
ピーマンと言えば苦味があり、苦手な方もいると思います。
子供の苦手な食べ物ランキングでも常に上位です。
なにかと嫌われがちなピーマンですが、栄養が豊富でダイエット効果ももたらします。
ピーマンが苦手な人も得意な人も、美味しく食べるコツやピーマンダイエットの効果ややり方について紹介していきます。では詳しく見ていきましょう。
Contents
ピーマンダイエットとは?
ピーマンダイエットとはピーマンを食事に取り入れていくことでダイエットを行っていきます。
ピーマンは100g当たり22kcalと低カロリー食品になります。また糖質量も100g当たり約3gなので低糖質食品でもあります。そのため摂取カロリーを抑えたり、血糖値の上昇を防ぐことができ、ダイエット効果をもたらします。
ちなみにピーマンMサイズ1個では約6kcalです。ピーマンのカロリーの低さは素晴らしいです。またそれだけでなく栄養素もたくさん含んでいるため、ダイエット中にありがちな栄養不足や、栄養の偏りを防ぎ、健康的に美しくダイエットを行うことができるようになっています。
ピーマンのダイエット効果
ピーマンには低カロリー低糖質なのでダイエットに嬉しい食品です。
食事にピーマンを取り入れることによって摂取カロリーを抑えることができます。
また低糖質であるため食事の始めや前半にピーマンを食べることで、血糖値の急上昇を防ぎます。血糖値が急上昇してしまうとインスリンも過剰に分泌され、脂肪の蓄積を促してしまいます。
ピーマンの種や赤ピーマンには唐辛子の成分でもお馴染みの、カプサイシンが含まれています。
このカプサイシンは摂取後血液とともに脳に運ばれます。
そうするとアドレナリンという神経伝達物質が分泌され、筋肉や脳にエネルギーを送ろうとします。これによって体脂肪が分解され血液中に放出され、脂肪がエネルギーとして使われやすくなります。
その他にも血行が促進されて体温が上昇することで、代謝促進効果もあります。
最後にピーマンにはビタミンB1、B2、B6も含まれており、糖質や脂質の代謝をサポートします。そのためよりエネルギー効率が高まり、ダイエット効果を発揮してくれます。
ピーマンはこのように様々な点からダイエット効果のある食品ということが分かります。
ピーマンダイエットの効果
ピーマンを食べることでダイエット効果のみならず、その他の効果も発揮します。一緒に見ていきましょう。
美容効果
ピーマンには野菜の中でもトップクラスなほど、ビタミンCが豊富に含まれています。
100g当たり約80mgも含まれています。
ビタミンCはお肌の調子を整えたり、コラーゲンの合成に不可欠であったり、抗酸化作用もあります。まさに美容ビタミンです。
またビタミンCだけでなくビタミンEも含まれているため、高い抗酸化力が発揮されます。活性酸素を除去して体の酸化(老化)を防いでくれる役割を果たします。
免疫力を高める
ピーマンにはβカロテンも含まれており、粘膜や皮膚の調子を整える働きがあります。
体の抵抗力が高まるため免疫力をつけることができます。またビタミンCも免疫力をサポートする効果もあるため、Wの力で風邪やウイルスから体を守ることができます。
生活習慣病予防
ピーマンにはクロロフィルも豊富に含まれております。
クロロフィルは不要なコレステロールを排出したり、抗酸化作用やがん予防効果があります。
その他にもピーマンの香り成分ピラジンには血液サラサラ効果や、ビタミンPは毛細血管を丈夫にする効果によって動脈硬化や脳梗塞などの予防にも繋がり、苦味成分クエルシトリンには高血圧を抑制する効果があります。
血液サラサラ効果
ピーマンの香り成分ピラジンは血液が固まるのを防ぎサラサラにする効果があります。
またビタミンPによって毛細血管を丈夫にしてくれます。
この結果血液がサラサラになります。血液がサラサラになることによって、代謝が促進されたり、体の隅々まで栄養素が運ばれるようになります。
むくみの改善
むくみの原因には水分が体の中で留まっていたり、塩分の摂り過ぎが挙げられます。
そこでピーマンに含まれるカリウムがむくみの改善や解消に効果的です。
カリウムには塩分濃度を調整して、余分な塩分を排出する働きがあるためです。
ピーマンダイエットのやり方
ピーマンダイエットは普段の食事にピーマンを取り入れるダイエットになります。
低カロリーなピーマンを食事に取り入れることで、必然的に他のご飯やおかずの食べる量を減らすことで、摂取カロリーの抑制に繋がります。
このピーマンダイエットはシンプルなダイエット法ですが、コツもあります。
それはできるだけ食事の最初か前半に摂るようにしましょう。
そうすることで血糖値の急上昇を防ぐことができ、ダイエット効果が高まります。
もしピーマンの苦みが苦手な方は、ピーマンを切る際には縦向きに切るようにしましょう。そうすることによってピーマンの繊維を切ったり潰さないようにして、苦味が増さないようにすることができるからです。
ピーマンダイエットの注意点
調理時間は短く
ピーマンに限らず長時間の加熱は栄養素の破壊に繋がります。
ピーマンにはビタミンPが含まれているため、ビタミンCは熱から守られますが、クロロフィルなどは破壊されやすくなります。
そのため必要以上に調理しないようにしましょう。
ちなみにピーマンに含まれるβカロテンは油脂に溶けやすい特徴があります。
味が濃くならないようにする
ピーマンの苦みなどが苦手な方は味付けによってピーマン感を無くそうとしやすいです。
そうすると味付けが濃くなってしまい、塩分過剰摂取やカロリーオーバーになってしまいます。
そのため味付けが濃くならないように注意が必要です。
食べ過ぎに注意
ピーマンがダイエットに効果的だからと言って過剰摂取は良くありません。
ピーマンに含まれるカプサイシンは辛みはありませんが、胃や腸を刺激してしまいます。
またアドレナリンの分泌も多くなってしまうと睡眠の妨げになり、睡眠の質の低下や睡眠不足、寝つきが悪くなるなどということもあるので気を付けましょう。
ピーマンダイエットまとめ
ピーマンは小さい頃から苦手意識を持った方も多いと思います。
しかしピーマンには美容に嬉しいビタミンCもトップクラスで多く含んでいたり、生活習慣病予防効果もありました。もちろんダイエット効果も確かなものです。
ピーマンが苦手な人はこの機会に克服して、ピーマンが好きな人はもっと好きになり、ピーマンダイエットをやってみてはいかがでしょうか。
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