今回は玉ねぎについて記事にしていきます。
玉ねぎは様々な料理に使われ、様々な調理法で食べられます。
野菜の中で最も身近なものではないでしょうか？
そんな玉ねぎはダイエット中に食べても良いのか気になります。またカロリーや栄養素も気になる所です。では玉ねぎについて詳しく見ていきましょう。
Contents
玉ねぎとは？
玉ねぎとはねぎと同じユリ科の野菜になります。
玉ねぎは鱗茎（りんけい）と呼ばれる部分になり、鱗茎とは養分を蓄えて熱くなった葉が茎の周りに重なって球状になったものです。
日本では盛んに生産されており、品種も黄玉ねぎや白たまねぎ、紫たまねぎなど様々なものがあります。全国的に玉ねぎは生産されていますが、その生産量の約半分は北海道で生産されています。
また産地や栽培法も多種多様なため一年中生産されており、旬も品種や産地によって変わってきます。
玉ねぎの栄養素
玉ねぎに含まれる栄養素を紹介します。
またダイエット中に食べても良いものなのかも見ていきましょう。
玉ねぎ100g当たり
エネルギー 37kcal
たんぱく質 1.0g
脂質 0.1g
炭水化物 8.8g
食物繊維 1.6g
ビタミンC 8mg
ビタミンE 0.1mg
ビタミンB1 0.03mg
ビタミンB2 0.01mg
ビタミンB6 0.16mg
カリウム 150mg
胴 0.05mg
以上が玉ねぎに含まれる主な栄養素になります。
玉ねぎはビタミンB6がやや多いくらいで、その他は特に目立って多い栄養素はありませんが、100g当たりのカロリーは37kcalと非常に低カロリーな食品です。
また玉ねぎにはフラボノイドの一種であるケルセチンや辛み成分の硫化アリルが含まれています。この成分には血液をサラサラにしたり、血糖値を抑制したりとダイエットに嬉しい効果が発揮されます。
このように玉ねぎはカロリーも低くダイエットに嬉しい成分も含まれているため、ダイエット中に積極的に食べたい食品です。
玉ねぎの効果
では玉ねぎを食べることによって体にとってどのような効果があるのか見ていきましょう。
ダイエット効果
玉ねぎは100g当たり37kcalと非常に低カロリーでありながら、ケルセチンや硫化アリルといった成分も含んでいます。
ケルセチンは抗酸化作用の働きによって血管を柔軟に保ち血液中の脂質の酸化を防ぎます。これには血液をサラサラにすることで代謝の促進効果があります。
ケルセチンはその他にも脂肪分解酵素のリパーゼの働きをサポートすることで、脂肪の蓄積を抑制する効果もあります。
また硫化アリルには血液中のグルコース（ブドウ糖）の代謝を促し血糖値を下げる働きもあります。
そしてビタミンB6が脂質の代謝をサポートすることでも脂肪の蓄積を防ぎます。
美容効果
玉ねぎには血液をサラサラにする効果がありました。
血液がサラサラになり巡りが良くなれば肌の血色が良くなるだけでなく、栄養素や酸素も全身に届けられるようになります。
またケルセチンの抗酸化作用によって肌などの組織や細胞が酸化して老化するのを防ぐことができます。
便秘解消
玉ねぎにはオリゴ糖も含まれており、オリゴ糖は腸内で善玉菌のエサとなり腸内環境を整えます。その結果便秘の解消や新陳代謝の促進効果があります。
健康を保つ
玉ねぎの有効成分によって血液をサラサラにしたり、血糖値の上昇を防いだり、脂肪の蓄積を抑制することは健康に良い結果が生まれます。
動脈硬化や脳梗塞、心筋梗塞、高血圧、糖尿病、メタボリックシンドロームなどの生活習慣病を予防したり、改善する効果があります。
冷えやむくみも解消
女性が悩みがちな冷え性やむくみを解消する効果もあります。
それは血液をサラサラにすることで血行が促進されて冷え性を解消したり、玉ねぎに含まれるカリウムが体内の浸透圧を一定に保つことでむくみを解消します。
美味しい玉ねぎの選び方
玉ねぎを選ぶ際にはまず手に取り重みのあるものを選びます。
重みのあるものはしっかりと水分を保っている証拠です。
ただし表面はしっかりと乾燥しているものが良いです。芽が出始めているものなどは中の栄養が取られていることになります。
新玉ねぎも同様に手に取り重みを感じ傷が無いものを選びましょう。
玉ねぎレシピ
玉ねぎを美味しく食べることができるレシピを紹介します。
オニオンスライスサラダ
玉ねぎ本来の甘味を楽しめるサラダです。
生で食べる玉ねぎならではの一品です。
無限玉ねぎ
玉ねぎがご飯のおかずにもなります。
ダイエット中にはこの無限玉ねぎだけでも満足できます。
玉ねぎのチーズ焼き
玉ねぎはチーズとの相性もバツグンです。
チーズとケチャップを使うことで子供から大人まで大好きなイタリアンに大変身です。
玉ねぎまとめ
玉ねぎはダイエット中に積極的に食べていきたい食品でありました。
またダイエット効果だけでなく美容や健康にも良いものです。
玉ねぎは色々な品種もあり調理法やレシピも豊富なので、玉ねぎ料理を楽しみながら玉ねぎ食べてダイエットも頑張っていきましょう。
