今回は胆汁酸ダイエットについて記事にしていきます。
胆汁酸とは普段あまり聞き慣れない言葉で、その胆汁酸によるダイエット法と言われてもいまいちピンと来ません。しかしこの胆汁酸ダイエットはテレビ番組「世界一受けたい授業」で紹介され、一気に人気のダイエット法にもなりました。
そんな胆汁酸ダイエットが一体どういったもので、どんな効果があるのか?またどのように行うのかなどを詳しく見ていきましょう。
Contents
胆汁酸ダイエットとは?
胆汁酸ダイエットとは胆汁酸を分泌することで行うダイエット法です。
胆汁酸とは胆のうから小腸に分泌されている消化液で、脂質の消化や代謝のサポートを行っています。
この胆汁酸は体内で一定量が保たれるようになっていて、古くなった胆汁酸は排出されて新しい胆汁酸を生成する働きがあります。
古くなっていく胆汁酸は脂質の消化や代謝のサポート力は低下しますので、胆汁酸を新しいものに変えることでダイエット効果を高めて胆汁酸ダイエットをします。
痩せやすくて太りにくい体にすることもできます。
胆汁酸ダイエットはきつい運動や食事制限が伴わないので、ダイエット初心者の方やこれから始める方などが、気軽に簡単に始めることができるダイエット法です。
胆汁酸ダイエットの効果
肝臓で作られた胆汁酸は小腸へと分泌されます。
この胆汁酸が小腸の腸壁にひっつく脂質を消化してくれます。
腸壁に脂質がひっついたままでは腸の働きや機能が低下するので、それを防ぎ代謝を高めることでダイエット効果が発揮されます。
また胆汁酸は筋肉や肝臓、褐色脂肪細胞にて脂質の代謝を促進する効果があるので、痩せやすい体作りもできます。
小腸に分泌された胆汁酸はその後腸管から吸収されて再び肝臓に戻りますが、何度も繰り返し胆汁酸が使われると古くなって、胆汁酸の働きが低下します。
そのため古くなった胆汁酸を体外に排出して、新しい胆汁酸を生成することで胆汁酸ダイエットの効果が発揮されます。
胆汁酸ダイエットのやり方
胆汁酸のダイエットは古くなった胆汁酸を排出して、新しい胆汁酸を生成することでダイエットを行います。
ではどのようにしてそれを可能にするかというと、3つのものの摂取とマッサージによって胆汁酸サイクルを良くします。
3つのものとはまいたけ、杜仲茶、大麦です。
まいたけにはMXフラクションという特有の成分が胆汁酸の排出を促します。また食物繊維も豊富なため、腸内環境を整えて古くなった胆汁酸も絡めて体外に排出します。
杜仲茶とはお茶の一種でアスペルロシドという成分により、胆汁酸の分泌や排出を促します。また杜仲茶そのものにもダイエット効果があるため、ダブルの効果でダイエットができます。
大麦も同じく食物繊維が豊富なので、有害物質や老廃物を始め、古くなった胆汁酸の排出に効果的です。
マッサージは腸もみマッサージと呼ばれるもので、自分で腸の辺りをお腹の上からマッサージします。これによって胆汁酸の分泌や排出を高めることができます。
腸もみマッサージのやり方
お風呂上がりや、就寝前に行うようにしましょう。
あまり強く差し込むとお腹が痛くなるので、程よい強さで行います。
胆汁酸ダイエットまとめ
胆汁酸という消化液の分泌や排出を司ることでダイエット効果を発揮するものでした。
体の機能や働きを高めることはダイエットにも重要で、またリバウンドを防ぐことにも繋がります。ダイエットをこれから始める方にも簡単にできるので、まずは気軽に胆汁酸ダイエットにチャレンジしてみましょう。