今回はマグネシウムと筋肉の関係について記事にしていきます。
ミネラルのうちのひとつ、マグネシウムは筋肉とどのような関係があるのかについては、トレーニーの方でもあまり話に上がらないものだと思います。
マグネシウムはミネラルなので筋肉との関係性もイメージしにくいですが、その関係性重要なものでした。
筋肉を大きくしたい、強くしたいならマグネシウムも必須です。ではそんなマグネシウムと筋肉の関係について詳しく見ていきましょう。
Contents
マグネシウムとは?
マグネシウムとは五大栄養素でもあるミネラルになります。
マグネシウムは体内で産生することができないものなので、必須ミネラルとも呼ばれています。ミネラルの中でマグネシウムは体内で4番目に多い栄養素です。
体内では6割ほどが骨に蓄えられています。
マグネシウムの働き
マグネシウムには体にとって次のような働きがあります。
骨の形成
マグネシウムは骨を形成するのに必要不可欠の栄養素です。
骨の材料はカルシウムですが、マグネシウムがあることで柔軟性のある骨、弾力性のある骨に形成することができます。
骨には圧力や負荷がかかることも多いですが、この弾力性や柔軟性があることで、衝撃を和らげたりすることで骨折を防いでいるものでもあります。
骨折しやすい人や疲労骨折が多くある人はこのマグネシウムが不足している可能性もあります。
またマグネシウムはカルシウムの吸収をサポートする働きもあります。
マグネシウムとカルシウムはお互いサポートし合うようなもので、骨の形成にとって重要な栄養素です。
マグネシウムと筋肉の働き
マグネシウムと筋肉の働きで挙げられるものには、筋肉の弛緩をコントロールするというものがあります。
筋肉というものは伸びたり縮んだりと伸縮することで、筋肉の働きが行われます。
これは筋トレやスポーツでも同じことです。
マグネシウムの筋肉の弛緩の働きと筋トレについてですが、筋肉は力を発揮する時は収縮します。これを考えるとマグネシウムは必要ないと思われますが、筋肉を増大させるためには弛緩も重要です。
筋肉の成長は筋繊維が破壊されることで行われます。この破壊は主に筋肉の収縮時ではなく、伸張時に行われます。そのため筋肉が収縮したまま縮まったままでは筋繊維の破壊から成長までが上手く行われなくなるので、筋肉の弛緩のためにマグネシウムは大切な栄養素です。
マグネシウムの摂取量
マグネシウムの1日の摂取量目安はこちらです。
成人男性:320~340mg
成人女性:270~290mg
こちらを参考にして自身の運動量や筋トレの強度によって前後してきます。
マグネシウムは運動や筋トレによって発生する乳酸と排出されるマグネシウムの量は比例すると言われますので、運動を多く行っている方や筋トレの強度が高い方は必然的に必要摂取量は多くなります。そのような方は400mgを目安に摂取しても良いでしょう。
食事からは海藻類や魚介類、豆類に多く含まれています。
マグネシウムをサプリで摂取
マグネシウムは食事からでも摂取することができますが、必要量を効果的に摂取したい方にはサプリメントもオススメです。
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まとめ
マグネシウムと筋肉の関係についてはあまり語られないものですが、筋肉の弛緩には必要なものでした。
筋肉の破壊から成長、この超回復には伸張時が鍵を握っているので、マグネシウムをしっかり摂取することは筋肉を増大したい人には必要不可欠なものでもあります。骨の形成にも重要なものなので、多くの人にとってしっかり摂取したいものでもありますね。