今回はピーマンについて記事にしていきます。
ピーマンと聞くと苦い食べ物で、子供の頃から嫌いな食べ物なんて人もいるかもしれません。しかしピーマンには体にとってもダイエットにとっても、良い栄養素が豊富に含まれています。
ピーマンが好きな方も苦手な方も、美味しく食べれるレシピも紹介していきます。
ではピーマンについて詳しく見ていきましょう。
Contents
ピーマンとは?
ピーマンとはナス科トウガラシ属の果実で唐辛子の仲間になります。
ピーマンの名前の由来はフランス語のピマンやスペイン語のピメントが由来となっていて、どちらも唐辛子を意味する言葉です。
ピーマンと聞くと緑色のものをイメージしますが、成熟度合いによって色が変わるカラーピーマンも人気です。
緑色のピーマンはまだ熟した状態ではなく青臭さがあり苦味もありますが、成熟するにつれて黄、赤、オレンジと色が変わり、青臭さや苦味が無くなります。
またパプリカもピーマンと同じ仲間になります。
日本では茨城や宮崎、鹿児島で多く栽培されています。
ピーマンの旬は6月~9月頃ですが、年中通して市場に流通しています。
ピーマンの栄養素
ピーマンにはどんな栄養素が入っているのでしょうか?
またダイエット中に食べても良い食品なのかも一緒に見ていきましょう。
緑ピーマン100g当たり
エネルギー 22kcal
たんぱく質 0.9g
脂質 0.2g
炭水化物 5.1g
食物繊維 2.3g
βカロテン 400μg
ビタミンC 76mg
ビタミンE 0.8mg
ビタミンK 20μg
ビタミンB1 0.03mg
ビタミンB2 0.03mg
ビタミンB6 0.19mg
カリウム 190mg
カルシウム 11mg
鉄 0.4mg
胴 0.08mg
以上がピーマンに含まれる主な栄養素になります。
100g当たりのカロリーは22kcalと非常に低カロリーな食品になっています。
そのためダイエット中やボディメイク中に食べても良い食品であり、ダイエット中に嬉しいものでもあります。
またピーマンはビタミンやミネラルをバランス良く含んでいます。
その中で特に注目すべきものがビタミンCです。
ビタミンCは野菜の中でトップクラスの含有量であり、ピーマンは緑、黄、赤の成熟度合いの順番で、ビタミンCの含有量も増していきます。
赤ピーマンにはレモンの1.8倍のビタミンCが含まれるほどです。
その他にもビタミンKやビタミンB6、βカロテンが豊富に含まれています。
ピーマンの効果
ピーマンを食べることによって体にとってどのような良い効果があるのでしょうか?詳しく見ていきましょう。
ダイエット効果
ピーマンは100g当たり22kcalと低カロリーな食品でした。そのため摂取カロリーを抑えダイエット効果もあります。
またピーマンの種や赤ピーマンにはカプサイシンも含まれているため、体脂肪が血中に放出され、エネルギーとして使われやすくなります。
このようにピーマンにはダイエット効果も期待できます。
ピーマンダイエットについての記事
⇒ピーマンの持つダイエット効果とは!?ピーマンダイエットの効果ややり方とは?
美容効果
ピーマンは何と言ってもビタミンCが豊富な食品です。
ビタミンCは肌の調子を整えたり、コラーゲンの合成に必要であったりと、美容にとって良い効果を発揮します。ビタミンCはストレスを受けると減っていく為、食事による摂取は重要です。
健康維持
ピーマンに含まれるβカロテンが体内で必要量に応じてビタミンAに変換されます。
ビタミンAは粘膜や目の網膜を正常に保つ働きがあり、免疫力を高め健康な体を維持します。
がん予防
ピーマンに含まれる色素成分であり葉緑素のクロロフィルががんの予防効果があります。
またビタミンAにも抗発がん作用もあるため、Wの効果でがんを予防することができます。
冷え性の改善
ピーマンに含まれる香り成分のピラジンが血液が固まることを防ぎ、サラサラにする効果が期待できます。
これによって血行が促進され、代謝も活発になることで冷え性の改善や予防に効果を発揮します。
むくみ解消
むくみの解消に効果的なカリウムが含まれているためです。
塩分の摂り過ぎはむくみの原因となりますが、カリウムは体内の塩分濃度を調整して排出する働きがあります。
美味しいピーマンの選び方
ピーマンの選ぶ際には色ムラが無く、艶やかなものにします。
また持った時に重みがあり、弾力があるものを選びます。
柔らかかったり、しわがあるものは鮮度が低下しているものになります。
ピーマンレシピ
ピーマンが苦手な方も好きな方も、美味しく食べれるレシピを紹介していきます。
ピーマンの肉詰め
ピーマン料理の定番でもある肉詰めです。
ピーマンと大好きなお肉によって、苦手な人でも美味しく食べれる一品になっています。
子供も大人も楽しめるピーマンレシピです。
なすとピーマン
なすとピーマンの夏野菜レシピです。
ピーマンは中華との相性が抜群なので、中華風にすることでピーマンの良さを引き出している一品です。
やみつきピーマン
ダイエット中のピーマンレシピにもってこいの一品です。
小腹が空いて何か食べたい時や、もう少し食べたいという時に活躍してくれます。
ピーマンまとめ
ピーマンはダイエット中に嬉しい食品でもあり、レモンよりもビタミンCが豊富な食べ物でもありました。そんなピーマンを食べないなんてもったいないくらいです。
ピーマンは品種改良などによって、以前のような苦味はほとんどなくなっています。
そのため苦手な方でも食べやすいものに変わっています。
そんなピーマン食べてダイエットやボディメイクも頑張っていきましょう。