今回はファットグリップについて記事にしていきます。
ファットグリップとはトレーニングアイテムです。これを使っている人や持っている人を目にしたことがある人はそれほど多くないと思います。ただ世界トップレベルのボディビルダーやパワーリフターが使っていたりもします。
ファットグリップは付けるだけで上腕二頭筋をより効果的に鍛え上げることができます。
そんなファットグリップについて詳しくみていきましょう。
Contents
ファットグリップとは?
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ファットグリップとはダンベルやバーベル、バーなどに巻き付けて使うトレーニングアイテムです。
このファットグリップを巻き付けることによって、グリップの太さを太くすることができます。見た目としてはシャフトパッドのような形ですが、シャフトパッドは体に直接バーが当たることで痛みを防ぐものですが、ファットグリップは筋トレの効果を高めるものになります。
このファットグリップ自体も500g近くとそれなりに重さがあります。
ファットグリップの効果
ファットグリップの効果は筋トレ効果を高めます。主に上腕二頭筋ニ頭筋を鍛えることを目的とされています。また握力の力を発揮する前腕も鍛えることができます。
ファットグリップは日本ではまだあまり普及していませんが、アメリカではトップボディビルダーやパワーリフターには愛用されているものでもあり、その効果は確かなものです。
なぜ上腕二頭筋に効く?
ではなぜファットグリップが上腕二頭筋に効くのでしょうか。
それはファットグリップによってグリップを太くすることで、握力に力を入れてグリップを持ち筋トレするためです。
こうやって考えると握力の前腕を主に鍛えるようなものだと思いますが、実は上腕二頭筋にもしっかり効かせることができます。
筋肉を最大限に使いその筋トレ効果を高めるためには筋肉の伸縮が重要です。
そこでファットグリップによって握力に力が入ることで、上腕二頭筋の筋肉まで一緒に引っ張られるような状態になり最大限に筋肉の収縮を引き出して筋トレの効果を高めす。そのためファットグリップによって上腕二頭筋をより効果的に鍛えることができます。
ファットグリップの使い方
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ファットグリップはダンベルや、バーベル、バーに巻きつけて使います。
ファットグリップが使用される筋トレ種目としては、上腕二頭筋を鍛えるアームカールやハンマーカールなどになります。もちろんマシンのアームカールなどでも使用することができます。
巻き付けていつも通りの筋トレをするだけなので使い方としてはとてもシンプルで簡単です。
上腕二頭筋以外にも使える?
ファットグリップは上腕二頭筋を鍛えるためにとても効果的なトレーニングアイテムでした。
そこで他の部位や種目でも使うことができるのか気になります。
上腕二頭筋以外では上腕三頭筋に使用することもできます。
トライセプスエクステンションなどで使用することができます。
これも筋肉の収縮をより引き出すことで効果を高めます。
その他にはベンチプレスで使用する人もいます。
ただベンチプレスに関しては人それぞれで合わないと言う方もいます。
それはベンチプレスではあまりグリップに力を入れて持ってしまうと、本来の目的である胸に意識が薄れてしまうためです。
握力にちからが入ることで腕に力が入りやすくなるからです。
ただ握力や三頭筋もベンチプレスをしながら効果を高めたい方は一度試してみても良いかもしれません。
ファットグリップ注意点
ファットグリップを使用するに当たり注意点もあります。
それはグリップが太くなることで握力に意識がいってしまい、フォームが崩れないようにすることです。
また握り損ねたりしてダンベルやバーベルを落とさないようにしましょう。怪我の原因になります。
ファットグリップまとめ
ファットグリップは上腕二頭筋をより効果的に鍛えるためのトレーニングアイテムでした。腕を太くしたいと言う方にはかなり重宝するアイテムなので気になる方はぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。