今回は糖質制限ダイエットとカロリー制限ダイエットの違いについて記事にしていきます。
糖質制限ダイエットやカロリー制限ダイエットは数あるダイエット法の中でも、多くの人が実践して効果を出してきたものです。
そこで実際に糖質制限とカロリー制限の違いや、どっちの方が痩せるのか?などといったことを詳しく見ていきましょう。
Contents
糖質制限ダイエットとは?
糖質制限ダイエットとは糖質量の摂取を制限することで行うダイエット法です。
糖質とは私達の体でエネルギー源として働いてくれる炭水化物から食物繊維を抜いたものが糖質です。
糖質は体内で血糖値の上昇を招いてしまい、それが原因で余分に摂取したものが脂肪として蓄積されてしまいます。
そのため糖質を制限することでダイエット効果が発揮されます。
カロリー制限ダイエットとは?
カロリー制限ダイエットとはカロリーの摂取を制限することで行うダイエット法です。
カロリーとは食品が持つエネルギー量のことです。
私達の体は生きていく上で心臓か動いたり、呼吸をしたり、血液を循環させたりなどをしています。これにはエネルギーが必要であり、何もしなくても1日に消費されるエネルギー量を基礎代謝量と言います。この基礎代謝量よりも摂取カロリーを低くすることで痩せることができます。この時不足するエネルギーは体脂肪を分解してエネルギーに変えています。
また基礎代謝量ではなく1日の消費カロリーよりも摂取カロリーを低くすることでダイエット効果が発揮されます。
糖質制限とカロリー制限の違い
では糖質制限とカロリー制限の違いとは何でしょう。
どちらも同じ制限を行うことによってのダイエットですが、制限しているものが違います。それは糖質とカロリーの違いです。これはどちらも同じように捉えられがちですが、中身は違ってきます。
糖質というものは炭水化物のことです。炭水化物は糖質と食物繊維に大きく分けられます。糖質を制限することでのメリットは血糖値の上昇を抑制できることです。
血糖値の上昇はインスリンの分泌を多くしてしまいます。インスリンは血糖値を下げるように働きますが、多く体内に入った糖質は余分なものとして体脂肪になります。
そのため糖質制限ダイエットでは血糖値の上昇を抑制して体脂肪が蓄積されることを防ぎます。
また糖質制限ダイエットは糖尿病の改善や予防にも繋がりますし、糖質以外の制限はないため肉や魚などはしっかり食べることができるため、たくさん食べたい方にはオススメのダイエット法です。
これに対してカロリー制限ダイエットはカロリーを制限します。カロリーは炭水化物をはじめ、たんぱく質や脂質に含まれます。
そのため糖質だけではなく食事で口にする全てのカロリーを制限する必要があります。
カロリーは私たちの体で生命を維持するため、細胞や組織を活性化するためなどに必要なエネルギーです。このエネルギーを制限することで不足したエネルギーは体脂肪を分解して補うようにします。
またカロリー制限ダイエットでは必然的に食事の摂取量が減るため、今まで過度な食事量を取っていた方には健康的な食生活にすることもできます。
カロリーを計算しながら食事を行うため、食品や食材のカロリーや栄養素などの知識も身に付きます。これはカロリー制限ダイエットを終えたとしても今後も生かすことができる知識です。
難しいことは考えずにシンプルにカロリーだけを計算して結果を求めてダイエットを行っていきたい方にオススメのダイエット法です。
このように糖質制限ダイエットとカロリー制限ダイエットには違いがありました。
糖質制限とカロリー制限どっちが良い?
糖質制限ダイエットとカロリー制限ダイエットがどちらが良いかということは、良く比較されがちですが結論から言うとどっちも良いオススメのダイエット法です。人それぞれ性格や目標、食生活、現在の体型、食事量など全ての環境が違うため一概にどっちということはありません。
またどちらもメリットデメリットもあるので、ご自身がどちらが自分に合っているのかを考えて行うことが、ダイエットも続きますしモチベーションも高めることができると思います。
それでも迷うようでしたら1週間ずつどちらもチャレンジして決めたり、交互に行ってみるなどの工夫をしてみてはいかがでしょうか?
まとめ
糖質制限ダイエットとカロリー制限ダイエットは以前からある、2大ダイエット法でもあります。どちらも同じ制限するダイエット法で同じようなものかもしれませんが、実際にはそのダイエットへのアプローチの仕方などは違うものでした。
それぞれ良いところがあり、どちらもダイエットに有効ですので試してみる価値は十分にあります。