今回は0kcalダイエットの落とし穴について記事にしていきます。
最近は体型や健康に気を遣う方も増えましたし、フィットネス文化も浸透してきました。
そこで食品業界では0kcalの商品開発が積極的に行われ今やトレンドにもなっています。
その0kcal食品を使ってダイエットを行ったり始める方も多いのですが、実は0kcalには落とし穴もあります。
では詳しく見ていきましょう。
Contents
0kcalとは?
0kcalとはその名の通り食品の熱量を表すエネルギー量のカロリーが0、もしくは100g当たり5kcal以下のものを指します。
食品業界も今や0kcal商品の開発が積極的にされており、飲料を始めパスタやラーメン、お菓子、デザートなど多くの0kcal食品がスーパーやコンビニで購入できます。
0kcalでダイエットできる?
0kcalを使えば摂取カロリーを抑えることができ、ダイエットができると考えられることが多いです。
しかし3食とも0kcalにしたりしてしまうとダイエット効果は発揮できないどころか、健康を害してしまう恐れもあります。
カロリーは私たち人間の体のエネルギー源です。エネルギー源がなければ体の細胞や組織を正常に保つこともできなくなります。
また不足するエネルギー源は筋肉の分解によってエネルギーが作られます。
このように0kcalを主とした食事はダイエットには逆効果と言えます。
その理由について詳しく説明していきます。
0kcalはリバウンドする
0kcalはエネルギーが不足することで筋肉の分解によってエネルギーを産生していました。これは筋肉量の減少を招き基礎代謝量を始め活動代謝なども低下させてしまいます。
そのためダイエット中も痩せにくくて太りやすい体を作ってしまいますし、いざダイエットを終えて元の食事に戻した際には大きなリバウンドを招いてしまいます。
これは筋肉量が減少しているからというのもありますが、他にもダイエット中にはカロリーを摂取していなかった、もしくは限りなく抑えていたということは、元の食事に戻した際に急激にカロリーを摂取することになります。
今までカロリーが無くても分解によってエネルギーは生んでいたという恒常性を乱し、体が過剰反応を起こしてよりエネルギーを体に取り込もうとします。
そのため0kcalを主とした食事のダイエットを行っているとリバウンドが引き起こされやすくなります。
0kcalは上手に利用する
ここまで0kcalはダイエットに対して逆効果という話を行ってきましたが、0kcalは決してダイエットにとって悪いものではありません。
それは上手に0kcalを利用することができるかできないかの問題です。
0kcalを主とした食事にするのではなく、どうしてもお腹が空いてしまった時や、昨日は食べ過ぎたなどの調整として0kcalを利用するやり方はダイエットに有効なものになります。
0kcalをダイエットに活かすには上手に利用するようにしましょう。
まとめ
0kcalという響きはとても良くダイエットにもってこいと思ってしまいがちですが、そこにはリバウンドなどの落とし穴がありました。やはりそんな簡単にダイエットはできませんし、健康的なダイエットが正しいダイエットです。
0kcalを利用するときは上手に利用してダイエットを成功に導きましょう。
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