今回はプロテインの種類について記事にしていきます。
プロテインと一言に言ってもいくつか種類があります。
またそれらのプロテインは特徴や原料が違うため、目的に応じて使い分ける必要があります。
プロテインは筋トレやボディメイクを行う方には必需品にもなってきました。
体作りや筋肉を付けて行くためにも効果的に、効率的にプロテインを選ぶ必要があります。
では実際にプロテインにはどんな種類があり、どのような特徴があるのかなども詳しく見ていきましょう。
Contents
プロテインとは?
プロテインとはたんぱく質のことを言います。主に筋肉を付けたい人や、筋肉量を増量したい人に使用されます。
体作りや筋肉を付けるためにはたんぱく質が必要です。
筋肉を始め、体の様々な組織の材料になるからです。
そのためたんぱく質の摂取が必要になります。
しかしたくさんのたんぱく質を摂取しようと思うと、食事をかなり多く増やさないといけませんし、もしたくさん食べれても糖質や脂肪などの余分なものも摂取してしまいます。
それを防ぎ効果的、効率的にたんぱく質を摂取できるようにしたものがプロテインなのです。
⇒プロテインの基礎知識についての記事
プロテインは大きく分けて3種類
プロテインは大きく分けて3種類になります。
それがホエイ・カゼイン・ソイです。
これらの違いはまず動物性か植物性かで大別され、そこから原料の違いで分類されます。
そのホエイ・カゼイン・ソイにはそれぞれ違った特徴があり、メリットデメリットももちろんあります。
そこで自分の目的に合ったプロテイン選びをする必要があります。
その3種類を知り、特徴などを見ていきましょう。
ホエイプロテイン
ホエイプロテインは動物性たんぱく質です。
牛乳に含まれる約20%の乳清から精製されます。
ホエイプロテインの特徴としては吸収速度く、筋肉などの材料として多く使われやすい特徴があります。また筋肉に嬉しいBCAAやアミノ酸も含まれています。
そのためホエイプロテインは筋肉を付けたい人や筋肉を大きくしたい人などに選ばれます。吸収速度が速いためトレーニング後にはホエイが望ましいです。
ただゆっくりと吸収ができないため、血液中などに一定のたんぱく質を保つことができません。また価格が他のプロテインよりも比較的高めになります。
カゼインプロテイン
カゼインプロテインは動物性たんぱく質です。
先ほどのホエイプロテインで使った約20%以外の部分である、残りの約80%を使って作られたものがカゼインプロテインです。
カゼインプロテインはホエイプロテインと同じ原料である牛乳を使っていますが特徴が変わってきます。
カゼインは不溶性であるため吸収速度は遅いです。BCAAやアミノ酸は含まれますが、体内でのたんぱく質としての働きはホエイプロテインに劣ります。
しかし価格はホエイプロテインよりも若干安くなるものが多いのはメリットです。
また吸収速度がゆっくりである分就寝時には活躍します。就寝している間は栄養摂取が長くできない状態となるためです。
ただ体質などによってはお腹が緩くなったりする方もいらっしゃいます。
ソイプロテイン
ソイプロテインは植物性たんぱく質です。
原料は大豆から作られています。
特徴としては糖質や脂質が少なく、たんぱく質の含有率が高めのものが多いです。
また原料の大豆には脂肪の蓄積を抑制し、脂肪燃焼を促す成分が含まれています。
そのためダイエット目的の方に合ったプロテインです。
そして吸収速度もゆっくりであるため、腹持ちが良く空腹感を抑制する効果もあります。
その他にも大豆に含まれる大豆イソフラボンは女性ホルモンと似た働きを行い、ホルモンバランスを整えたり、抗酸化力を高めます。
女性向けのプロテインとも言えます。
ただソイプロテインは摂取したたんぱく質が、他のプロテインと比べ保持されにくい特徴もあります。
まとめ
プロテインと一言に言っても3種類のプロテインが存在しました。
この3つであるホエイ・カゼイン・ソイはそれぞれ違った特徴やメリットデメリットを持っています。
これらを踏まえたうえで、各個人が目的に合ったプロテインを選ぶことが効果的で効率的な体作りを行えます。その知識やプロテイン選びがダイエットやボディメイクも成功に導いてくれます。