今回は『皮下脂肪』と『内臓脂肪』について
知識を深めていきましょう。
これらはいわゆる脂肪と呼ばれるものです。
この脂肪の事を体脂肪と言います。
またその体脂肪は2つに分けることができ
それが『皮下脂肪』と『内臓脂肪』になります。
同じ脂肪でもこの2つの脂肪は
特徴などが違うので
その辺りも含めて見ていきましょう(#^^#)
Contents
皮下脂肪とは
皮下脂肪とは皮膚組織にある脂肪で
つまむことの出来る脂肪になります。
みなさんが普段気になっている脂肪は
この皮下脂肪になると思います。
手で触れ、見た目にも出るので
やはり気になりますよね。
この皮下脂肪には以下ような
特徴があります。
・少しずつ付くが落ちにくい
・見た目に影響する
・体を守る働き
・男性よりも女性に付きやすい
これらを詳しく見ていきます。
少しずつ付くが落ちにくい
皮下脂肪は少しずつ付きますが
落ちにくいという性質があります。
よく夏に入ったら痩せたいと
思う方が増えますが
そのタイミングでは遅いのです。
皮下脂肪を落としていくには
長期間のダイエットを計画し
それを継続していかなければなりません。
見た目に影響する
皮下脂肪は皮膚組織にある志望になります。
その為手で触れて感じ
見ることによっても体感できる脂肪です。
またお腹はもちろんのこと
お尻や太ももにも付く為に
見た目に直接影響します。
体を守る働き
皮下脂肪には体温を保つ役割や
外部からの衝撃から身を守る働きがあります。
決して悪いことだけでない皮下脂肪です。
ただしあまり皮下脂肪が多すぎても
関節痛や睡眠時無呼吸症候群
月経異常などを招きますのでご注意を。
男性よりも女性に付きやすい
女性には男性にない妊娠や出産
といったものがあります。
お腹に新たな命が宿った時には
お腹や体を守らなければなりません。
ここで活躍するのが皮下脂肪です。
ですので男性よりも女性に
皮下脂肪が付きやすいのです。
内臓脂肪とは
内臓脂肪とはお腹の内側にある
臓器周りに付く脂肪になります。
見た目では分かりにくかったり、
瘦せ体系だけれども
内臓脂肪がたくさんついている・・・
なんてこともあるのがこの内臓脂肪です。
この内臓脂肪には以下のような
特徴があります。
・付きやすいが落としやすい
・生活習慣病に関わる
・エネルギー源になる
・女性より男性に付きやすい
これらを詳しく見ていきます。
付きやすいが落としやすい
内臓脂肪は付きやすいのですが
落としやすいです。
内臓脂肪の目的がすぐに使える
エネルギー源となる為だからです。
エネルギーとして貯めやすいですが
しっかりとエネルギーとして
使ってあげると落ちやすい脂肪です。
生活習慣病に関わる
内臓脂肪が増えすぎると
高血圧や糖尿病、動脈硬化、高脂血症
などの生活習慣病リスクが高まります。
内臓脂肪量の一つの目安として
ウエスト回りがあります。
男性は85cm、女性は90cm以上になると
内臓脂肪が高いかもしれません。
ちなみにこれ以上になると
メタボリックシンドロームと呼ばれます。
エネルギー源になる
先程少し触れましたが
内臓脂肪はすぐに使えるエネルギー源
として蓄えられます。
生体論として男性は狩りをしなければ
なりませんでした。
その為エモノに出くわした時に
力を出せるようにということで
内臓脂肪があるのです。
女性より男性に付きやすい
これも生体論として男性は狩りをしなければ
なりませんでした。
これは女性に比べ男性のほうが
いざという時に出せる力を蓄えなければ
ならなかった為に男性に付きやすいです。
皮下脂肪と内臓脂肪の落とし方
皮下脂肪と内臓脂肪の特性に
合わせながら減らしていきましょう。
皮下脂肪
皮下脂肪は基本的には食事の見直しです。
摂取カロリー>消費カロリーという
状況が皮下脂肪の蓄積に影響します。
日々の食事のカロリー計算を行い
メニューや摂取しているものを
見直しましょう。
内臓脂肪
次に内臓脂肪です。
内臓脂肪は生活習慣や運動習慣に
影響されます。
ストレスや生活リズムの乱れ、
睡眠不足、偏食なども
内臓脂肪を貯めやすい原因です。
またエネルギーとして蓄えられる性質から
使ってあげることで消費できます。
筋トレや有酸素運動などの
運動習慣を身につけましょう。
一駅分歩くや、階段を使うなども効果的です。
皮下脂肪&内臓脂肪まとめ
今回は体脂肪を構成する
『皮下脂肪』と『内臓脂肪』について
見ていきました。
同じ脂肪でも性質が全く違う
ということが分かったのではないでしょうか?
脂肪は嫌な存在ではありますが
人間にとって無くてはならない存在でもあります。
人生を通し長い目で
この皮下脂肪と内臓脂肪と
上手に付き合っていきましょう(#^^#)
★Let’s Shape Up★