今回はなすについて記事にしていきます。
なすと言えばあまり栄養素を含んでいない食品と思われる方が多いのではないでしょうか?確かになすはこれといった突出した栄養素があるわけではありません。
しかしなすは色々な栄養素を少しづつ含んでいる食材なのです。
ではそんななすはダイエット中に食べても良い食品なのか?またどのような栄養素が含まれているのか?などを詳しく見ていきましょう。
Contents
なすとは?
なすとはナス科ナス属の植物になります。なすの品種は非常に多く地域や産地によって特色もあります。スーパーなどでも良く見るものは長卵形なすです。
なすの旬は7月~9月で夏野菜になりますが、ハウス栽培などによって年中流通しています。生産地は高知県、熊本県、福岡県を始め、比較的暖かい地域で生産されています。
なすの栄養素
なすはこれといった栄養素が含まれている訳ではありませんが、栄養素を少しづつ含んだバランスの良い食材です。
では実際にどんな栄養素があるのでしょうか?
またダイエット中に食べても良い食材なのかなども見ていきましょう。
なす100g当たり
エネルギー 22kcal
たんぱく質 1.1g
脂質 0.1g
炭水化物 5.1g
食物繊維 2.2g
βカロテン 100μg
ビタミンC 6mg
ビタミンE 0.3mg
ビタミンK 9μg
ビタミンB1 0.05mg
ビタミンB2 0.05mg
ビタミンB6 0.05mg
ナイアシン 0.5mg
葉酸 19μg
パントテン酸 0.30mg
カリウム 220mg
カルシウム 18mg
マグネシウム 17mg
胴 0.05mg
以上がなすに含まれる主な栄養素になります。
100g当たりのカロリーが22kcalであるためダイエット中やボディメイク中に食べても問題ない食材です。むしろカロリーが低いためダイエット食材になります。
これといって突出した栄養素はありませんが、ビタミンやミネラルを少しではありますがバランス良く含んでいます。
またなすにはナスニンやクロロゲン酸というポリフェノールの一種が含まれていることで抗酸化作用があります。
その他にもコリンやレシチンも含まれ血液サラサラ効果などもあります。
なすの効果
なすは突出した栄養素はありませんが、少しづつバランス良く含んでいる野菜です。
ではなすを食べることでどのような効果があるのかを見ていきましょう。
ダイエット効果
なすは100g当たり22kcalと低カロリーでした。また食物繊維も少ないですが含まれています。
またなすに含まれるコリンは脂質の代謝を促したり、レシチンが血管壁や肝臓に付着した脂質を排出する働きもあります。
そして血液をサラサラにして血管を拡張する効果もあるため代謝UPも期待できます。
美容効果
なすにはポリフェノールの一種であるナスニンやクロロゲン酸が含まれています。
これらは強い抗酸化作用を持っているため、体の酸化を防ぐことができます。
またコリンやレシチンが血管を拡張し、血液をサラサラにしてくれるため、体のすみずみまで栄養素を運んでくれます。
これらの効果によってシミやしわ、たるみ、くすみなどを防ぎ、体を若々しく健康的なものにしてくれます。
生活習慣病予防
ナスニンやクロロゲン酸は抗酸化作用があるため、血管が酸化して硬くなることを防ぎます。またコリンやレシチンが血管を拡張して、血液をサラサラにしてくれるため、動脈硬化や心筋梗塞、脳梗塞などの生活習慣病を予防したり改善する効果があります。
その他にもカリウムも含まれているため、ナトリウムの排出に活躍し、血圧の上昇を抑える働きもあります。
クロロゲン酸はがん物質の抑制にも効果的とされ、がんの予防やリスクの低減にも効果が発揮されます。
便秘やむくみの解消
なすには多くはありませんが食物繊維が含まれています。またなすは水分量が多いため、食物繊維と水分がWで摂取され便秘の解消にも効果的です。
なすには水溶性食物繊維が含まれていてゲル状になり便を柔らかくしたり、腸内をお掃除する働きもあるためです。またカリウムにはむくみを解消する効果もあります。
美味しいなすの選び方
美味しいなすは持った時に重みがあります。
軽いものは水分も抜け中身がスカスカです。
また表面は張りがあるものを選び、ヘタの部分の棘が立っているもが美味しいなすです。棘は触った時にチクチクするようなものが新鮮になります。
なすレシピ
なすは癖もなく色々な食材との相性も抜群です。
ただし油脂を使う調理法の際は注意が必要です。なすはスポンジのように吸収する力があるため、過剰に油脂を摂取するとカロリーオーバーになることもあるため気を付けましょう。
なす南蛮
こちらの南蛮は揚げずに作ることができます。
揚げない分カロリーオフできることは嬉しいです。
甘酢ダレとの相性もグッドな一品になります。
なすと豚のしょうが焼き
普段のしょうが焼きになすを足しても美味しく仕上がります。
しょうが焼きにも色合いがでて、見た目からも楽しめる一品です。
なすと挽肉の味噌チーズ焼き
なすは味噌とチーズとの相性も良いです。
大人から子供までみんなが大好きな料理も作ることができます。
なすまとめ
なすはこれといった多く含まれている栄養素はありませんでしたが、ビタミンやミネラルを少しづつバランス良く含む野菜でした。
ダイエットやボディメイクにも活躍する食材ですし、不足しがちな栄養を補うことにも活躍しそうです。
そんななすを使ってダイエットやボディメイクも頑張っていきましょう。