今回は333入浴法について記事にしていきます。
この333入浴法はテレビ番組で話題となり、その効果を実感する人も増え話題となりました。
近年はシャワーだけで済ませるという方も増えています。
しかしお風呂の入り方を少し変えて333入浴法にするだけで、ダイエットや冷え性の改善に効果を発揮することができます。
ではその333入浴法とはどんなもので、どんな効果があるのか詳しく見ていきましょう。
Contents
333入浴法とは?
333入浴法とは40~42℃のお湯に3分間肩まで浸かって、3分間湯船から出るを3セット行う入浴法です。
333入浴法は冷え性患者を診てきた女医さんが、テレビ番組で紹介して話題となりました。
この333入浴法が話題となり人気を集めた理由として、冷え性の改善だけでなくダイエット効果もあったためです。
今までダイエット目的などでの入浴は長時間かけての半身浴などが多かったです。
しかしこの333入浴法は9分間湯船に浸かるだけで良いため、忙しい方や長風呂が苦手な方なども行いやすいものでした。
そのため333入浴法は注目され瞬く間に話題となりました。
333入浴法の効果
333入浴法にはダイエット効果と冷え性の改善効果がありました。
では実際にどのようにその効果を発揮するのでしょうか?
まずお湯の温度がポイントです。
40~42℃のお湯に浸かることには交感神経を優位にする効果があります。
ちなみに40℃以下のお湯では副交感神経が優位になります。
交感神経が優位になることで、体内の血行を良くして代謝を促進する効果があります。
次に3分間浸かることもポイントです。
3分間しっかり肩まで浸かることによって水圧を体に与えます。
そしてその水圧の負荷から3分間湯船から出ることによって、水圧の負荷から一気に開放します。
そうすることによって血液循環を更に良くします。
このように血行や血液循環が良くなることによって、代謝活動が活発になりエネルギーを消費してくれます。
これは基礎代謝の向上にも繋がるため、痩せやすくて太りにくい体作りができます。
ちなみにこの333入浴法には1時間のウォーキングに相当するカロリーを消費できるとも言われています。
これが333入浴法のダイエット効果と冷え性改善のポイントになります。
333入浴法のやり方
①40~42℃のお湯を湯船に張る
お湯の温度をしっかりと設定して保ちます。
②湯船に3分間肩まで浸かる
③湯船から出て3分間過ごす
この時に体や髪を洗ったりマッサージを行うと良いです。
④これをあと2セット繰り返す
333入浴法の注意点
333入浴法には注意点もあります。
それぞれ見ていきましょう。
高血圧や心臓疾患のある方は行わない
333入浴法はお湯の温度も高く血行を良くしたり、水圧からの解放により血液循環を良くしたりします。
これは高血圧や心臓疾患のある方には負担が大きく危険なため、333入浴法はやめましょう。
お湯の温度を保つ
お湯の温度を40~42℃に保つようにしましょう。
お湯が40℃を下回ってしまうと副交感神経が優位となり、代謝活動が促進されません。
逆にお湯が42℃以上になってしまうと、体への負担が大きくなるため、お湯の温度は40~42℃を常に保ちましょう。
肩までしっかり浸かる
333入浴法は体に水圧を受けることで効果を発揮します。肩まで浸からないと体に受ける負荷が弱まります。
そのため肩までしっかりと浸かるようにしましょう。
水分補給を行う
入浴前と入浴後には水分をしっかり補給しましょう。
入浴中は汗を掻くため水分不足にならないようにします。
お風呂上りは冷たい飲み物を飲みがちですが、これはせっかく温まった体を冷やしてしまうため、常温の飲み物を飲むようにしましょう。
寝る前には行わない
333入浴法は交感神経を優位にする働きがあります。交感神経が優位になると眠りにつきにくくなってしまいます。
そのため寝る1、2時間前までにはこの333入浴法を終わらせておきましょう。
そのあとはゆっくりとした時間を過ごして副交感神経を優位にし、良質な睡眠を取りましょう。
333入浴法まとめ
333入浴法は時間が無くて忙しい方や、半身浴が苦手な方、長風呂が苦手な方にオススメの入浴法でした。
お風呂の入り方は様々あると思いますが、この333入浴法はダイエット効果や冷え性の改善の効果を実感する方が多い入浴法です。
特に難しいやり方でもないため、簡単に始めることができます。
そんな333入浴法で素敵なバスタイムで、ダイエットをして冷え性を改善していきましょう。