今回は世界仰天ニュースで紹介された下剤ダイエットの危険性について記事にしていきます。
下剤を使ったダイエットの危険性を2018年2月27日放送の世界仰天ニュースで紹介されました。
太った女性が長年下剤を使ってダイエットを行ってきました。
しかしその結末は悲しいものでした。では実際に下剤ダイエットとはどんなもので、何が危険であるのか詳しく見ていきましょう。
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今回放送されたもの
2018年2月27日に世界仰天ニュースで放送されたものは、太った女性のいけない減量法についてでした。
その減量法で今回取り上げられたものが下剤ダイエットです。
1983年にはアメリカを始め、世界で人気となった兄妹歌手であるカーペンターズの妹のカレンが拒食症で無くなっています。
その原因ともなったものがダイエット目的で使用されていた下剤でした。
その下剤は毎日大量に使われていたそうです。
そんな下剤を使ったダイエットの危険性を紹介したものが今回の放送になります。
下剤ダイエットとは?
下剤ダイエットとは下剤を使ったダイエット法です。
下剤は便秘の解消などに使われるもので、お腹を緩くするために使われるものです。
その下剤を飲むことで腸に溜まった老廃物を排出することでダイエットするというものになります。
16歳の時に95kgでダイエットを始める
時は1988年イギリスにて、16歳のルースは体重が95kgありました。
そんなルースは思春期でもあり、自分の体重にコンプレックスを抱いていました。
そこで市販されている下剤が目に留まり、下剤をダイエット目的で飲み始めました。
すると翌朝には腹痛を感じてトイレに駆け込みます。
その下剤の効果は絶大でした。
しかし下剤を飲み続けているとその下剤を飲んだ時に来る腹痛の波が弱くなっていきます。
そこでルースは今までよりも少し多めに下剤を飲み始めます。
するとまた以前と同じように効果を発揮するようになりました。
下剤の量を増やして飲み続ける
ルースは慢性的に下剤を飲み続けることによって、通常の量では下剤が効かなくなってきました。
それは下剤を飲み続けてしまったことによって、ルースの腸は下剤の作用に慣れてしまい刺激に鈍感になっていました。
そうすると以前の効果を得ようとして、下剤の飲む量を増やしていきます。
18歳になる頃には通常の10倍の1日20錠の下剤を飲むようになりました。
その結果ルースは約25kgのダイエットに成功しました。
しかしその後にリバウンドで元通りになってしまいます。
その度には下剤を増やして痩せては戻るを繰り返します。
下剤を飲み続けた結果は・・・
下剤を増やして飲んで、痩せてはリバウンドをしてを繰り返して17年の時が経ちます。
しかしルースは17年経った今でも下剤を飲み続けています。
この時の1日の下剤の量は通常の45倍である90錠となりました。
下剤を1日に90錠も飲んでいると当然体の様々な不調が出てきます。
そのため1日のほとんどをソファで過ごすことしかできません。
下剤を飲むことで腸内の水分が引き寄せられて、便を排出させます。そのため水分を大量に排出してしまいます。
しかし水分を飲みすぎても大量に排出されてしまいます。
その結果ルースは慢性的な脱水症状を引き起こしていました。
この慢性的な脱水症状のせいで、日常的に激しい倦怠感やめまい、不整脈、低血圧、骨粗鬆症などという病気なども引き起こしていました。
そしてルースは心身ともに限界を迎え、病院に助けを求めるようになりました。
現在のルース
下剤を飲み続けて大腸を始め、体や心も限界を迎えたルースは病院に助けを求め、治療を開始することになりました。
現在治療を開始してから12年が経ちます。この治療は今もなお完治せず、治療は続いています。
このルースの治療は完全に完治することは難しいと言われています。
仰天ニュース下剤ダイエットまとめ
今回は世界仰天ニュースで紹介された、下剤ダイエットの危険性について記事にまとめました。
下剤は本来は便秘を解消したりというものになります。
また薬になるため、用法や用量は必ず守らなければなりません。
そんな下剤を使ったダイエットは慢性的に飲み続けます。
そして薬の効果に体が慣れてしまい、飲む量を増やしてしまいます。
その結果大腸はボロボロになり、それだけではなく体も心もボロボロになってしまいます。
そんな下剤ダイエットの危険性が分かることができました。
ダイエットやボディメイクも健康が第一です。私たちも正しいやり方で正しくダイエットを行っていきましょう。